
アドセンスの利用で最も恐ろしいことと言えば、「アドセンスアカウントの凍結」にあります。
今まで頑張ってサイトを育ててきたのに、ポリシー違反を犯してしまってアカウントがBANになってしまった、という悲しい出来事は実際にあります。
いきなりのアカウントBANは行わず、大抵は警告メッセージがアドセンス管理画面に表示されます。
普段は青い色の落ち着いた色彩でデザインされたアドセンス管理ページが、真っ赤に表示されるのは非常に不安を煽られます。
アドセンス狩りは確実に対応できますが、警告に関しては何が原因かを明確にグーグルは教えてくれません。
「あなたのウェブサイトがアドセンスのポリシー違反している。3営業日以内に修正してリクエストを送るように。」というメッセージのみ。
「なにが原因なんだ・・・」とサイト運営者を悩ませ、必死で修正するようにグーグルは促します。
その時の対応の仕方をここでまとめました。
実際に僕も1回警告が来たことがあって、非常に落ち着かない2日間を過ごしました。
警告が解除されたか確認するために、1日に7回ぐらいアドセンス管理画面を見てました。
今となっては良い思い出です。・・うそです
もくじ
警告解除のために
広告と記事本文の間の間隔を空ける
大抵は記事本文とアドセンス広告のスペースがせまいことが原因だったりします。
サイト閲覧者が広告を記事のコンテンツの一つだと誤解してクリックしてしまうことを、グーグルは避けようとします。
一つの目安として記事本文と広告の間は4~6行程度は空けておきましょう。
記事本文に広告を掲載するのが最もクリック率が高いので、どうしても記事本文と同じかのように表示させて稼ごうとしがちです。
広告は広告だとハッキリわかるように位置を修正させてください。
スポンサーリンクの表示を明記する
「ここにある広告は記事本文とは無関係ですよ。」と明確にするためにスポンサーリンクは追記しておきましょう。ほとんどのサイトではひょうじされています。
サイトによって表示の仕方はまちまちで、「スポンサードリンク」だったり、「Sponsored Link」と追記させたりしています。
追記のさせ方はカンタン。アドセンスコードの真上にスポンサーリンクと書けばいいだけです。
うまく表示されているかプレビュー画面で確認してください。
アドセンスを貼っている他のサイトを参考に、アドセンスの真上にスポンサーリンクを追記するようにしてください。
記事トップの広告が目立っているので位置修正 スマホ利用者の利便性
これは実際に僕のところに来た警告の内容です。
「スマートフォンを使ってあなたのサイトを表示させた時にアドセンス広告が強調されており、記事本文のコンテンツだと誤解を招くので修正してください。」というものでした。
この時、記事本文の真上にアドセンス広告を貼っていました。記事タイトルと本文の間に。
スマホからだと画面表示がパソコンと比べて狭いので、サイトをパッと開いた時にヘッダーと記事タイトル、広告が表示されていました。これが原因だったようです。
なのでタイトルと本文の間に広告を貼るのをやめて、記事の目次下に表示させるように変更しました。これで解決できました。
スマホ利用者はどんどん増えているので、パソコン基準でサイト運営をしているとうっかりミスをしてしまいます。
過激な文章や画像を使っていないか見直す
アドセンスのルールとしてアダルトや暴力的な表現はNGとされています。
また著作権違反を起こしている場合もアウト。
どうしても警告が来た原因が分からない場合は、こちらが原因である可能性が高いです。
ただしこのアウトとされる線引きがとても難しいです。
人気マンガの1コマを載せているページでもアドセンスは問題なく表示されていますし、恋愛テクニックに関するサイトでもアドセンスは表示されます。
水着の写真やイラストだと肌色の部分が多いために、グーグルのボットがアダルト表現だと認識して警告を出す、ということも考えられるかもしれません。
難しいですが、可能性となりそうな部分は一時的にでも修正しておいたほうがいいでしょう。
画像を使いたいならフリー素材のものを利用するようにしてください。動画は公式アカウントのものを使えばOKです。
クリック誘導をしていないか確認
「○○の詳しい内容は以下を参考にしてください。」
「○○について調べました。その方法はぜひこちらで確認してください。」
などと記事本文で書いた真下にアドセンスの広告を表示させているのはアウトです。誤クリックを促すやり方です。
こちらもアウトの線引きが難しいので、とにかく誤解させるような文章の書き方は控えるようにしてください。
上記で解説したスポンサーリンクの表示を明記させることで、この誘導を抑えることは可能です。
というかこういったクリック誘導を少しでも抑えるために、グーグル側がスポンサーリンクを表示させるようにしたのではないかと思います。
サイト修正を行ったら警告画面にあるフォーラムで修正リクエストを送る
上記5つの原因を修正したら、最後に必ずアドセンス管理画面で修正が終わったことを報告しに行かなければいけません。
警告メッセージにリクエストページがあるので、そこから記事修正の内容について送信します。
どういった修正を行ったのか選択式で尋ねられます。
・広告表示の位置の変更
・広告サイズを変えた
・誤解を招くクリック誘導を修正した
・その他 60文字以内で送信
このような選択画面が出てくるので、一番下のその他で手入力で送ったほうが望ましいでしょう。
「記事本文と広告のスペースを空け、スポンサーリンクを追記、誤クリックを招きそうな文章を修正。」
このように書けばまず問題ないかと思います。
なるべくこちらが行った修正をできうる限り、グーグルに伝えるべきです。
グーグルも規模が大きいのアドセンス利用者一人一人の対応はしませんが、少しでもこちらの対処を示すようにしてください。
今後気をつけること
ポリシー違反を一度犯すと再発しやすいので下手に広告を動かさない
広告の位置を変えて警告が解除された後に、再び広告の位置を変えるのは止めておいたほうが無難です。
アドセンスは広告の位置を変えるだけで、収益が倍変わることもあるので変えたくはなりますが、ここは堪えたほうがいいでしょう。
広告はヘッダーや記事真上、本文中の3ヵ所がクリックされやすい位置にあります。ここに一度アドセンスを貼ったら、今後はそこから動かすことはないようにしてください。
収益を伸ばすならとにかく記事を書くことだけに意識する
どうしてもアドセンス報酬が伸びない時は広告の位置を変えたくなるものです。それで月5000円でも増えたら・・と淡い思いを抱いて。
ここは我慢して、記事を書くことだけに専念しましょう。アドセンスはアクセス数を増やすことに比例するので、記事を書けば収益も伸びます。(やり方によりますが)
収益が伸びない時はサイトテーマに対するアクセスの母数が少なすぎるか、記事内容やタイトルがよくない、などの原因が考えられます。
その時は新しいサイトを立ち上げたり、記事の書き方を見直してみてください。
まとめ
警告はアドセンス利用者が誰しもが恐れる恐怖そのもの
何気なくアドセンスの管理画面に行って報酬額を見ようとしたら警告が届いていた瞬間はまず「!!?」となります。
「え、なんで??やばい解除されるかこれ?」とかなりテンパります。
件名に自分のサイトの管理画面で修正をした後でも、「自分なりに修正できた、これで大丈夫なはず・・・。」と警告解除されるまでは本当に落ち着きません。
夜もぐっすり寝れなかった気がします。
警告が来ているだけまだ救済の措置はあるので、焦らず警告の原因を考えて修正を行ってください。
カテゴリ:Google Adsense [コメント:0]
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